田舎者の自分がおとり物件に騙された話
田んぼだらけの田舎から東京に上京して初めて住んだのが足立区の北千住でした。
↑ちなみに最初に住んだとこの間取りです。この広さで家賃6万円なのが足立区クオリティ。
不動産屋に部屋を見せてもらった時は、広くて安い!と即決してしまいましたが、実際に住むと、
- 飲み屋が向かい側にあり、明け方まで酔っ払いが騒ぐ
- 昼間は勧誘、夜中にはイタズラで何度もピンポンをされる
- 部屋にビー玉を置くと全部右側に転がる
- 窓を全部閉めていても、どこからか風が入り込む。冬場は入りこんでくる風の寒さで目が覚めるレベル
正直住み心地はよくありませんでした。特に夜中、不定期にくる謎のピンポンが怖く、家に帰るのが苦痛でしかたなかったです。
3年ほど住みましたが、やはり環境は改善せず、このままじゃダメだ!と思い引っ越しを決意。
勤務地が新宿だったので山手線沿いで、どこかいいところがないかと最初に利用したのはスーモでした。
スーモは掲載数も豊富だし魅力的な物件も多くあり『こんなにきれいな部屋が6万で住めるの!?』と期待に胸を膨らませながら、お気に入りに登録していきました。
その中でも特に気になる物件をA不動産に問い合わせし、部屋の見学を予約。もし内覧して気に入れば、来月にでも越したいぐらいの勢いだったのですが、いざ不動産屋に足を運ぶと↓こんなことを言われました。
結局お目当ての部屋は見せてもらえず自分が考えていた家賃相場より2万円ほど高いものを勧められました。
せっかく来たし悩みましたが、スーモに気になる物件が他にもあったことを思い出し、その提案は断り、もう一つ狙っていた物件の見学予約をB不動産に依頼しました。すると依頼してから10分ほどで以下の返事がきました。(当時のメール原文そのまま)
鍵まで手配をしてくれるとあるし、現地で待ち合わせしたので今度こそ!と思いきや、前日になって、以下のメールがきました。
う~ん・・・また同じパターン・・・ん?
もしや前回も今回も、おとり物件なのかも・・??ここではじめて、おとり物件のトラップにかかっている事にきづきました。
おとり物件とは
おとり物件とは、実際には存在しない、または既に埋まってしまっている物件をあえて集客のために掲載して、問い合わせがあった人を店舗に呼ぶ手法です。問い合わせがあった時点では見学できると言い、実際に来店すると「実はもう埋まっちゃったんで他のを紹介します」と言ってきます。つまり、嘘の物件です。
おとり物件の特徴
■新築なのにやたらと安い物件
スーモを見てると、どうしてこの部屋の広さや築年数で、この家賃!?というのが結構ありますが、理由もなく安い魅力的な物件は、疑ってかかった方がいいです。自分もこれに何度も騙されました。
■物件情報に「仲介先物」と表記されている
物件情報を掲載する際は、大家さんとの関係性を必ず明記しなければなりません。基本的に「貸主」「代理」「仲介元付」「仲介先物」の4つがありますが「仲介先物」の場合は、大家さんと関わりがなくクレームをもらうことがありません。つまり、おとり物件として掲載し続けることができます。
なんて、特徴を書いてみましたが、やっぱり魅力的な物件を目の前にすると、ついつい食いついてしまい、無駄に不動産屋に足を運んでしまいました。。
【豆知識】おとり物件を確実に見分ける方法
おとり物件か確実に見抜くには「iettyのアプリ」が便利です。気になる物件のURLを送ると不動産屋だけが見れるデータベース(レインズ)で空き状況をチェックしてくれます。
スーモやHOME’Sにはない未公開物件も探せる便利な賃貸アプリです。
イエッティとは
イエッティはとチャット型の不動産屋アプリです。スマホで希望する部屋の条件を入力するとAIが条件にあった物件を紹介してくれます。
気になった部屋は店舗に行かず直接、ボタン一つで内見の予約が可能。基本はAIが窓口なのでコストがかからない分、家賃一ヶ月分の仲介手数料もイエッティなら半額になります。
イエッティに向いてる人
- 不動産屋の営業マンと対面で話したくない
- 住みたい街、気になる街が遠くて不動産屋に行くのが面倒な人
- ちょっとした空き時間に物件を探したい人
- 仲介手数料を少しでも抑えたい人
上記に当てはまる方にはイエッティはきっと強い味方となってくれます。
\ 仲介手数料が半額 /