大学進学を機に1人暮らしをする方にとって、「学生マンション」は1つの候補になるでしょう。しかし、通常のマンションとどう違うのか、どんな魅力があるのか疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
今回は通常のマンションとの違いを踏まえながら、学生マンションのメリット・デメリットを解説します!
目次
学生マンションとは?
「学生マンション」とは、その名の通り学生専用のマンションのこと。普通のマンションは学生・社会人を問わず住めますが、学生マンションは大学・専門学校などに通っている人しか住めません。
設備面では、部屋ごとのキッチンや浴室がなく、代わりに共有の食堂や風呂場が設けられている学生マンションもあります。管理人常駐などセキュリティに力を入れている物件も多く、一方で住人以外を敷地内に招く場合は申請が必要など、厳しいルールが定められている場合もあります。
学生マンションがやめとけと言われる理由
学生マンションに実際に住んでいる学生100人以上を対象に住んでよかった点、悪かった点のアンケートを実施しました。アンケート結果を元にやめといたほうがいいと言われる理由をまとめましたので是非チェックしてみてください。
学生マンションの調査概要 | |
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実施日 | 2023年7~8月 |
回答者数 | 112人 |
項目 | 学生マンションを利用してよかった点と悪かった点を教えてください |
調査媒体:ランサーズ・クラウドワークス
騒がしくなりがち
自分もそうだったが、学生しか住んでいないというところで、気を許しているというか、緩んでしまっているところはあったので、一般的なアパートなどよりも騒がしいところはあった。特に、夜に飲み会をしたり、騒いでいることがけっこうあり、お互い様だと思うところもあれば、自分がテスト前やレポートで忙しい時にはやめてほしいと思った。
性格によって大きく異なる
20代女性
入居する学生の性格によって大きく異なる点ではあるが、静かに生活したい人にはイマイチだと感じるかもしれない。部屋に友達を招き入れて夜中まで騒いでる、なんて場合も大学生なので決して少なくない。友人と遊んだり騒いだりするのが好きではなく1人でゆっくり暮らしたい方には、学生専用マンションは窮屈に感じると思う。
騒音に悩まされた
30代男性
隣の住人が夜中に友達を呼んで騒いでいることがあり、たびたび騒音に悩まされた。私も生活音に気をつけて生活をしなければならなかったし友達も気軽に呼べなかった。また、エレベーターが1つしかなく、学校の授業が始まる時間になると混む時はエレベーターの待ち時間も長かったので少し焦る時もあった。
学生マンションに住むうえで気になりがちなのが、周囲の騒がしさです。住人同士がお互い気を許している分、つい大きな音を立ててしまい、トラブルに繋がるケースも考えられます。
とくに学生だと、友人を招いての宅飲みや、夜遅くまでバイトをして帰って来るケースも多いでしょう。翌日が朝から授業で早く眠りたいときや、試験を控えている期間などはストレスに感じる可能性が高いです。
マナー問題
相手に言いにくい
20代女性
学生同士なので、相手に言いにくいところがあり、どうしても我慢できないところは大家さんに伝えることもあった。また、共用部分が汚れたり、散らかりやすく、廊下にゴミが落ちていたり、駐輪所が散らかっていたり、ゴミの日を守らない人が多かったりして、そういう緊張感がないところが嫌だと感じることもあった。
迷惑だった
10代女性
バイトをしている学生が多く深夜に帰ってくる人が複数いてとても迷惑だった。ベットに入って目をつむっていると、隣でドタバタとやっている音が聞こえてきて、まったく寝付けなかった。普通の社会人であればそんなに遅く帰ってくることはないため、学生マンションならではのデメリットだと思う。
住民の質にもよりますが、なかにはマナーが気になる場合も。お互いが顔見知りであるだけに緊張感に欠けてしまい、廊下にゴミが散乱していたり、駐輪所のスペースが守られていなかったりといった事態も発生しやすいです。
また、お風呂やトイレが共有の物件の場合、他の人が綺麗に使っていないと自分が利用する際に不快に思ってしまうでしょう。気になる方は、なるべく共有スペースが少ない物件を探すのが良さそうです。
Wi-Fiが遅い
使い物にならない
10代女性
住む物件を決める際に、Wi-Fiが無料で使えるという話だったので喜んでいたが、使ってみたら回線速度が遅くて使い物にならなかった。映像がすぐに止まったり、LINEで通話してると音がブツブツ切たりで、使い物にならない。
繋がりがとても悪かった
10代女性
たくさんの住人が利用するためか夕方以降のwifiの繋がりがとても悪かった。ネットフリックスもまともに見れずポケットWi-Fiを契約したが、無駄な出費が増えてしんどかったのを覚えている。
学生マンションの中には、Wi-Fiが無料で使える場合もあります。ただし、生活リズムが同じ分、住民全員が同じ時間帯にWi-Fiを使うため速度が遅くなってしまいがちです。
インターネットでよく調べものをする方や、ドラマや映画を見る方はストレスに感じてしまうかもしれません。
行動が周囲に知られやすい
馬鹿らしく感じた
20代女性
個人情報という点ではあまりプライバシーが保護される環境ではなかったのが嫌だった。物件内に友人や顔見知りが多く住んでいたので、長期の不在や友人の出入り、交際関係が見えやすい、勘ぐられやすい。人の出入りについてはやましいことがなくても男性を連れ込んだと言われたり注意を払うことに疲れて馬鹿らしく感じることもあった。
窮屈さを感じることも
10代女性
隣の部屋に遊びに来ていた人が、なぜか私の自宅に来ていたように勘違いされ、その人と付き合っているかのような話をされたことがあった。狭い世界、つながりやすい人たちばかりの環境だからこそ周囲の勘ぐりや勘違いに腹が立つことも窮屈さを感じることもしばしばあった。
学生マンションは、住人の行動や交際関係が非常に見えやすい環境である点にも注意が必要です。
お互いが顔見知りである分、例えば恋人を自宅に招いた場合、少し他の住民に見られただけであっという間に全員に知られてしまう可能性があります。また、深い関係でなくても異性を招いただけで勘違いされてしまい、噂が広まってしまうリスクもあるでしょう。
合わない人がいると気まずくなる
なんとなく使いにくい
10代女性
学年が違う人たちもいて、中には大学内で目立っている人や少し変わっているような人もいて、変に関わりをもってしまうと怖いなと思うようなこともある共用スペースがあったが、なんとなく使いにくい。いつも同じような人たちが占領していて、大きな声で話をしていると、近づかない方がよさそうだと思ってしまう。
ストレスだった
10代女性
設備を綺麗に使わない人がおりストレスだった。お風呂は最後のほうに入ると、お湯が濁っているし、トイレもたまにとんでもない汚し方をしている人がいてうんざりした。また共有スペースで出会った男の子と付き合うことになり、3ヶ月ほど付き合ったが、束縛が激しくて別れることに。しかし別れた後も何度も顔を合わせるので、別れてからも束縛されたり本当に辛かった。
たまに一人になりたい
20代男性
とにかくプライベートがない。たまに一人になりたい時とかでも、すぐに友人が訪ねてくるし、廊下を歩いてていても必ず誰か知り合いに会う。毎日顔を合わせるので、あまり気が合わない子ともコミュニケーションをとる必要があり気持ちが休まらなかった。
同年代ばかりが住んでいるといっても、なかには気の合わない人もいるかもしれません。同じ物件に住んでいる以上、自分が苦手な人と頻繁に顔を合わせなくてはいけなくなり、ストレスに感じてしまうケースも考えられます。
人付き合いに不安を感じる場合は、共有で利用するスペースが少ない物件など、なるべく個人のスペースが多く確保されている物件を選ぶのがいいでしょう。
1人暮らしに限られる
鬱陶しさを感じる
10代男性
学生専用マンションは基本一人暮らし限定の物件なので、大学でできた彼女、彼氏と半同棲もしくは同棲したいとなった時、すぐには引っ越せないのですごく不便。防犯カメラもあるので同棲するとバレる。オートロックで防犯面がキッチリしているところはいいものの、毎月オートロックのナンバーが変わるので面倒なところもあり、急いでいると鬱陶しさを感じるときもあった。
少し不便
10代女性
セキュリティの面から友達を学生マンションの部屋に泊めることはできなかった。駅から近い、学校から近く便利な立地だったが少し不便に感じた。
学生マンションは基本的に1人暮らし用の物件となります。友達を泊めることも原則できません。大学で知り合った友人とルームシェアをする場合や、恋人と同棲をする場合は、直ちに退去する必要があるため注意しましょう。
大学以外のアクセスが悪い
アルバイト先の選択肢が少ない
10代女性
大学には近かったが、郊外でかつ最寄り駅からも少し歩くところだったので出かけるときや就活で都心部の説明会や面接に行くときは不便であった。また郊外だったこともあり周辺は住宅ばかりで遊んだり買い物したりするところも少なかった。生活範囲が狭くアルバイト先の選択肢が少なかった。
大学が郊外にある場合、マンションが大学には近くても、他の施設へのアクセスが悪いケースがあります。
自宅と駅の距離が遠い場合、休日に出かける際やアルバイトに行く際に不便に感じてしまうかもしれません。また、就職活動が始まって都心に出向く際も、移動に時間がかかってしまう可能性があります。
卒業したら退去しないといけない
退去しないといけない
10代女性
卒業したら退去しないといけないため、どんなに立地や環境が気に入っていたとしても引っ越さなければならない。あまりにも便利な街だったので、同じ駅で違う物件に引っ越した。
学生マンションは学生しか住めないため、卒業したら退去しなければなりません。周辺環境や家賃が気に入っていたとしても、社会人になったら新たに物件を探し直す必要があるため注意しましょう。
家賃が高い
後悔したりも
20代女性
家賃は安かったが入館料や更新料等が、かなりの額をとられた。4年間住むことを考えたらかなりの出費だったし普通のマンションやアパートのほうが、総額が安く済むことに気づいて後悔したりもした。
家賃も高い印象
20代女性
学生マンション=安いというイメージがあったが、立地や周辺環境が良い物件が学生からの人気も高く競争率が高い分、家賃も高い印象だった。
学生マンションは設備が充実している分、通常の物件よりも家賃が高めに設定されているケースがあります。高い家賃を払うためにアルバイトに必死になっていると、遊びに使う時間が少なくなってしまうかもしれません。
設備の充実度や立地条件によって、家賃には差が見られます。自分の月々の生活費を確認しながら、余裕をもって暮らせる価格帯の物件を探してみてください。
ルールが厳しい
面倒だった
20代女性
セキュリティが強く安心感があったが、門限時間がある為、夜のバイトはできませんでした。また、友達と遊んでいて門限をすぎてしまった際には部屋に入ることができなかったり遅くなる際には管理人さんへ事前に連絡をする必要があり面倒だった。
申請が必要
20代女性
学生専用マンションにも様々で、私の場合は誰かが部屋に遊びに来る度、申請が必要だった。しかし隣の部屋は申請不要だった。それを知った時でも冷静に過ごせる自信があるなら、学生専用マンションをおすすめする。結構理不尽なことが起こる。
細かいルール
10代男性
ペット禁止・家族以外の宿泊禁止・自転車駐輪の場合は一々手続きを踏まないといけないなど細かいルールがいくつもあった。友達も気軽に部屋に呼べず人によっては窮屈に感じると思う。
住民同士が安全かつ快適に暮らせるように、学生マンションによってはルールが設けられている場合があります。
例えば門限がある物件の場合、夜のバイトを入れられず不便に感じる方もいるかもしれません。住民以外を敷地に入れる場合は都度申請が必要なケースもあるため、家族や友人を頻繁に招く方は要注意です。
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友達をつくりやすい
自然と仲良くなれた
10代女性
よく知らない人が多く住む物件は心配だということもあり、学生ならば何かトラブルが発生しても身元がすぐにわかるだろうということで学生専用マンションを選んだ。入居してすぐははじめて一人暮らし、はじめての大学生活、初めてづくしで不安も緊張もおおきかったが、入居して学校に行くようになると、友人や先輩なども同じ物件に入っているとわかることがたびたびあり自然と仲良くなれた。
助けやすい距離感
30代男性
本や調味料、文房具や洋服など、同じ物件にいる仲良しの人たちとはさまざまなものの貸し借りや交換をすることも楽しめることは魅力だった。また、トラブル時に助けてもらう、助けてあげることもしやすい距離感もよかった。
一生住み続けたい
10代女性
同じ学科の人だけでなく、別の学科の人と仲良くなれるのは、とても刺激になる。色んな人の部屋に遊びに行き、色んな話をして毎日が楽しい。それぞれ作った料理を持ち寄って、共同スペースでみんなで食べてわいわいできる。色んな品目を取れるので、栄養バランス的にも良いし食費の節約にもなる。先輩が待遇の良いアルバイトを紹介してくれたり自分で探すよりも安心だし、一生住み続けたいくらい、毎日が充実している。
学生マンションの住民は同年代ばかりのため、友人をつくりやすいのがメリット。共有スペースがあったり、定期的にイベントが開催されていたりと、自然と他の住民との交流が生まれやすいのも学生マンションの特徴です。
とくに、地方から出てきて1人暮らしをする場合、慣れない土地で友達ができるかは不安に感じるものでしょう。そんな中で、出会いを生みやすい環境が整っているのは嬉しいポイントです。
生活リズムがほぼ同じ
気を遣う必要がない
20代女性
住んでいる人が全員学生ということが分かっているので、周囲にあまり気を遣う必要がない。生活時間帯というか、ペースもだいたい同じなので、朝早くから誰かが行動しているということもほとんどないので、生活しやすい。
学生しか居ないという安心感
20代女性
学生しか居ないという安心感。ほとんど生活リズムがおなじのため、少し賑やかになっても許される。私の場合は女子大専用マンションだったため、異性を気にすることなく生活できた。隣に住んでいる方と仲良くなれば、常に遊び相手がいる。ご飯を作りすぎても、その子に分けることも出来る。1人でできないことも、助け合って生きていける。私には良かったと思う。
空気感がとてもすき
20代男性
学生と社会人に挟まれ、両方に足を踏み入れてる大学生にとっては、1人でこうやって生活するんだよ、って先輩などを見て学ぶことも出来る。勉強など気になる点があれば、先生よりも聞きやすく、お得な情報も聞くことが出来て、とても有益な時間を過ごすことが出来た。空気感がとてもすきだった。
通常のマンションの場合、住んでいるのは学生だけとは限りません。例えば、夜勤務の社会人が隣に住んでいる場合、日中に大きな音を立てると迷惑になってしまう可能性があります。
一方、学生マンションなら住民の生活リズムは基本的に同じ。日中は学校に行き、夜に帰宅するスケジュール感になるため、お互いに気を遣わず生活できます。
防犯面の安心感が高い
リスクが少ない
20代女性
学生専用ということで、身分が明らかになっているので、変な人が住むリスクが少ないと思うし、不審な人が入り込んで来ても、年齢層とかでけっこうすぐに分かるので、不審者が入ってきにくいところも良い。学生だけなので、価値観などもだいたい同じなので、理不尽に叱られるという心配がないのも良かった。
安心して生活できた
20代男性
オートロックのマンションで、エントランスには管理人さんがいるから安心して生活できた。一人暮らしならこういう物件じゃないと心配!学生と限定されている分、他のマンションより部外者が入ってこなくてよい。
防犯対策が強い
20代女性
学生専用マンションなので、オートロック、二重窓などセキュリティーが万全。何かあれば防犯カメラもあり、防犯の面では言うことなし。緊急時は24時間体制でコールセンターに連絡でき、速やかに周辺に住んでいるスタッフ(警備員)が確認に行って詳細についての報告の連絡を文面か電話で行ってくれる。女子学生の一人暮らしで不安も多い反面防犯対策が強い為安心した。
通常のマンションと比べると、学生マンションはセキュリティに力を入れているケースが多いのも特徴。管理人が24時間常住していたり、オートロックや防犯カメラがついていたりと、安心して暮らせる環境が整っています。また、そもそも学生専用のため変な人が住みづらく、万が一不審者に侵入されたとしても年齢層で分かりやすいのもメリットです。
設備が充実している
良いことだらけ
20代女性
一人暮らしをする為に貯金をしていたが、学生マンションなら家具や家電が付いてるって聞いて住むことにした。オートロックや宅配ボックスなど、最新の機能がついている、きれいなマンションに格安で入居することができ、バイト代も貯金でき良いことだらけだった。
安心感があった
20代女性
オートロックで学生だけ住んでいたので安心感があった。ゴミ出しも曜日が決まっているわけでなく、毎日ゴミを出すことができ、ゴミが部屋に溜まることがなく良かった。
経済的に助かった
20代男性
家具家電もある程度備え付けだったので、洗濯機、冷蔵庫、ベットなど購入する必要がなかった。洗濯機の調子が悪くなったが管理会社に連絡したらすぐに新品に交換してくれた。勉強したり、1人で住むには十分の設備が整っていたと思う。設備や立地がよい割に家賃が相場よりも安く、経済的に助かった。
セキュリティ設備以外にも、エレベーターや宅配ボックスなど、生活しやすい設備が充実しているケースが多いです。なかには、家具や家電があらかじめ備わっている物件も。新たに購入する手間やお金も削減できるので、スムーズに新生活を迎えられます。
合格前に予約できる
最高の立地
20代女性
志望した学校のすぐ近くに学生のマンションがあったので、受験を受ける前に予約。合格するまで予約出来たので焦らずに済んで助かった。学校のすぐ近くだから通学しやすくて最高の立地だった。
キャンセル料が発生しない
20代女性
合否が分かる前に予約できるし、万が一志望校に落ちてもキャンセル料が発生しない。仮で気軽に申し込むことができるのでとても助かった。
学生マンションは大学の合格発表前に部屋を仮押さえできるケースが多いです。
通常のマンションだと基本的に仮押さえはできません。しかし合格発表後に探すと、すぐに良い物件が見つからない場合も。先に住む場所を確保しておければ、合格発表後も焦ることなく新生活の準備を進められるでしょう。申し込み後にキャンセルすることになっても基本的には料金はかかりません。
通学が楽になる
利便性は何物にも代えがたい
20代女性
何といっても大学まで近く時間にゆとりをもてるという点は大きなメリットだと思う。学生専用でないマンションまで選択肢を広げればもう少し条件が良かったかもしれないが、やはり大学周辺に住めるという利便性は何物にも代えがたい。
いい立地
20代女性
マンションから通っている大学までの距離が近く、15分もかからず通学ができた。遅刻や欠席の心配も殆どなく学生生活を送ることができた。駅も近くで、バイトや遊びに行くにもいい立地だった。
大学には近かった
20代男性
上京した当初、生活費と家賃は自身のアルバイトでやりくりすると決めていた。単位が取得できたのは、学校が徒歩5分の場所にあり出席点が稼げたのも大きかった。通っていた大学の学生のために建てられたマンションで、大学には近かったので1限の授業があっても楽だったり、授業の間が空くと帰宅できた。
多くの学生マンションは、大学が多い沿線上や同じ駅内など、学生が通いやすい場所に位置しています。
とくに大学1~2年の頃は、1限目に必修科目が設定されている場合が多いもの。通学しやすい場所に住んでいれば、朝が苦手な方でも安心です。
また、自宅と大学が近ければ、授業と授業の間が空いている時に一時帰宅することもできます。
周辺の生活環境が整っている
家賃が3万8千円
20代女性
近くにコンビニもスーパーもあり便利。最寄り駅からも徒歩5分の場所で家賃が3万8千円と破格の値段で住めている。
いい立地で助かった
20代女性
駅も近くでバイトや遊びに行くにもいい立地で助かった。
大学から近いほかに、マンション周辺にはコンビニやスーパーといった買い物施設もそろっているケースが多いです。普段の買い物が楽になり、自炊にも力を入れられるでしょう。
食堂でご飯を食べられる
とても助かった
20代男性
朝晩の食事が出ていたのでとても助かった。土日は出ないが部屋にキッチンもついていたので不便はしなかった。
健康的な生活を送れる
20代男性
栄養のバランスを考えたメニューを毎日食べられて健康的な生活を送れる。家賃に食事代も含まれており外食するよりコスパも良い。
バイト代を貯金できた
20代女性
友達と一緒に食堂で食べれるので外で食べることがなくなりバイト代を貯金できた。
学生マンションには食堂付きの物件も多いです。慣れない1人暮らしだと自炊に手をかけられなくなりがちですが、食堂があれば栄養バランスの整った食事が叶うので、健康面の心配もせずに済むでしょう。
また、他の住人と一緒に食事をすることで、仲の良い友人もつくりやすくなります。
学生マンションに向いてる人・向いてない人
学生マンションに向いてる人
- 大学の近くに住みたい人
- 家具家電が揃っている部屋に住みたい
- セキュリティを重視する
- 友達を多く作りたい
- 複数でいた方が孤独を感じない人
- 自炊が苦手な人
学生マンションに向いてない人
- できるだけ静かに暮らしたい
- 友達を部屋に呼びたい
- 動画を見るためwifiをよく使う
- 人に囲まれての生活が疲れる人
- 卒業したあとも住み続けたい人
- 一人の時間が欲しい人
学生マンションが快適か地獄になるかは人によって大きく違ってきます。顔見知りが多く住むことになるため安心感はありますが、静かに暮らしたい人には苦痛に感じる側面も。また更新料や入館料など場合によっては通常のマンションよりも割高になるケースもあります。
学生マンションまとめ
学生マンションは同年代の人が住んでいる分、友人をつくりやすい、気を遣わずに生活できるといったメリットがあります。一方で、騒音が気になる場合や、ルールが厳しい場合もあるので注意しましょう。
1人でゆっくり暮らしたい方よりは、友人とワイワイ楽しんで学生生活を送りたい方に学生マンションは向いています。物件によって家賃や設備の充実度は異なるため、よく比較しながら探してみてください。
騒がしい
10代女性