東京は学校や仕事の選択肢が多く1度は住んでみたいと思う人も多いです。
しかし、SNSで「上京したけど後悔した」「実家に帰りたい」などの声もあり東京にきたことを後悔しているコメントも見られます。
今回は、上京経験者に聞いた後悔した体験談を紹介します。楽しく暮らすための対策方法もあるので、ぜひ参考にしてください
上京して後悔したこと5選
1満員電車が地獄
満員で座れない、つり革も掴めない。場所が悪いとおじさんの息がずっと顔にかかる。電車通勤は本当に地獄!
体の圧迫感が凄い
20代男性
通勤ラッシュ時に電車が5分でも遅延すると人でパンパンになる。無理やり乗り込むと体の圧迫感が凄い。
クサすぎる
20代女性
汗や体臭の匂いがクサすぎる。特に夏場は地獄。逃げられない狭い空間なのも辛い。
満員電車は人の湿気や体温で空気がこもりやすく、人との距離が近いため息苦しくなります。匂いに敏感な人だと、柔軟剤の香りで気持ち悪くなってしまうことも。部屋を探す際は職場まで乗り換えがない路線の始発駅周辺を選ぶとよいでしょう。座って通勤することができます。
2ブラック企業に当たる
時間外労働が当たり前
30代女性
とにかく体育会系の社風で定時よりも1時間早めに来て清掃などを始めておくように指示された。時間外労働が当たり前の職場だった。
うつ病になり退職
30代男性
どう考えても残業は避けられない仕事量を押し付けられた。毎日、終電ギリギリで家に帰宅し、また朝8時には出勤。結局うつ病になり退職した。
仕事を辞め田舎に帰った
30代女性
営業をやっていたがノルマが達成できないと朝礼の時間、みんなの前で激しく怒られる。朝の朝礼が苦痛すぎて仕事を辞め田舎に帰った。
東京は企業数が多いためブラック企業の割合も高くなります。頻繁に求人情報を出していたり、同業他社より給料が好条件すぎる会社は、入社後に極端なノルマや時間外労働を強いる可能性があるので要注意。
3お金が貯まらない
高すぎる
30代女性
とにかく家賃や食事代が高すぎる!貯金がまったくできなかった。
食費や家賃に消えた
30代男性
7~8万円だしても6畳程度の狭い部屋しかない。働いても働いても日々の食費や家賃に消えた。田舎に帰って働いた方が貯金ができた。
金欠だった
30代女性
軽くランチを食べるだけで1000円以上かかる。お店もたくさんあって楽しい反面、お金がかかりすぎて、いつも金欠だった。
東京は物価が高く、家賃や食費などの生活費が他の地域に比べて高額です。お金がないと、必要な生活費を賄うことや貯金が難しくなり、経済的なストレスを感じる人も多いです。
4緑が少ない
圧迫感があった
20代女性
木々もなく高いビルに囲まれて暮らすのに圧迫感があった。仕事も忙しく休日も出かける気力がなくなり、ずっと家で寝ていた。結局、メンタルを病んで地元に帰った。
鬱病と診断された
30代男性
大通り沿いに住んでいたが、車の騒音や外に出ると排気ガスの臭いがいつも充満していた。最初の1年は平気だったが、ある日突然、頭がぐるぐるしだし、ベッドから出れなくなった。鬱病と診断され地元に帰って療養しそのまま地元で再就職した。
交通量が多く、建物が密集している都会はの環境は心が休まらずストレスを感じることが多いです。自然の美しさや静けさ、木々が風に吹かれる音などは、人に癒しやリフレッシュを与える効果があります。周辺に緑がない場所に住んでいる場合、休みの日は積極的に大きな公園や緑地に行くなどしリラックスできる時間を設けることが大切です。
また何をしても楽しめず、ほぼ1日中、憂鬱な状態が続く時は要注意。
うつ病の初期症状
- 物事に興味を持てなくなった
- 集中力が落ちた
- 憂うつな気分が続いている
- 疲れやすくなった
- 眠れない/眠ってもすぐ起きてしまう
- 食欲が落ちた
うつ病になると、それまで楽しめていた遊びや趣味にも興味が持てなくなります。人によっては「疲れているから」と自分の心のサインを見逃してしまうことがありますが、自身の心の状態に敏感になりましょう。症状を軽視せず少しでも気になることがあれば専門医に相談してください。
5空気が臭い
圧迫感があった
20代女性
東京に住み始めてから咳が止まらなくなり病院に行ったら喘息と診断された。地元にいたときは1度も喘息になったことがなく東京の空気が体に合わないと思った。
黒い鼻水
20代女性
上京して三ヶ月経ってから黒っぽい鼻水が出たり、身体にブツブツがでるようになった。アレルギー性のものだと診断されたが1年程度はずっと続いた。
植物には空気中を漂う大気汚染物質を吸収・吸着しきれいにしてくれる効果があります。田舎に行くと空気が美味しいと感じるのは緑が循環してくれているからです。
都会は緑が少ない分、空気が循環されず排気ガスなどが空気中に溜まります。
特に地方から来た人は、田舎の清潔な空気に体が慣れているため、都会の大気汚染にアレルギー反応が出ることがあります。
上京して快適に暮らすコツ3選
1ブラック企業を避ける
ブラック企業に勤めると過酷な労働条件や低賃金で限界まで働かされます。心を壊さないためにも入社前にブラック企業か見極めることはとても大事です。
入社前に見分けるブラック企業の特徴
- 口コミの評判が悪い
- 同業他社と比べて条件が極端に良い
- 頻繁に求人情報を出している
- 給与欄が「能力に応じる」など曖昧に書いてある
常に求人情報を出している会社はブラック企業である可能性が高いです。社員が入社してもなかなか定着しないために常に人手が足りず、結果的に長期にわたって人材を募集しています。
2固定費を調整する
あまり高い家賃の物件に決めてしまうと、後になって生活費のやり繰りが困難になるリスクがあります。特に家賃は固定費のため、生活費を圧迫しないよう手取りの30%以内に収まる物件を選びましょう。
一般的には家賃は管理費込みで手取りの30%以下が目安になります。
例えば、手取り金額が月25万円の場合、家賃の上限目安は7万5千円になります。
手取りから見る家賃の例 | |||
---|---|---|---|
手取り額 | 賃料の目安 | 手取り額 | 賃料の目安 |
15万 | 4.5万 | 25万 | 7.5万 |
16万 | 4.8万 | 26万 | 7.8万 |
17万 | 5.1万 | 27万 | 8.1万 |
18万 | 5.4万 | 28万 | 8.4万 |
19万 | 5.7万 | 29万 | 8.7万 |
20万 | 6.0万 | 30万 | 9.0万 |
21万 | 6.3万 | 31万 | 9.3万 |
22万 | 6.6万 | 32万 | 9.6万 |
23万 | 6.9万 | 33万 | 9.9万 |
24万 | 7.2万 | 34万 | 10.2万 |
入居審査の際は「家賃を継続して払える人物か」を見ているため、年収と見合わない家賃の物件を希望すると審査に通らない可能性が高いです。
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収入が少ないのであれば、手取りの4分の1を家賃目安にしましょう。お部屋を探すときは「礼金なし・築年数指定なし」で探すと、さらに費用を抑えられます。
生活費は、一人暮らしの平均的な支出を基に使いすぎてないか確認してください。使いすぎているなら、いくらまで抑えるか明確にして節約しましょう。
3自然と触れ合う
コンクリートや高いビルに囲まれながら日々生活をすると閉塞感やストレスを感じやすくなります。リフレッシュするためにも休日は緑がある場所に行きましょう。
緑の木々や匂いにはストレスや緊張を軽減する効果があります。都心だと砧公園や等々力渓谷がおすすめです。
都心とは思えない自然豊かな光景が広がっています。
本当に地獄!
20代女性