部屋探しアプリランキング
引っ越し先のお部屋を探す際に、アプリを利用する方も多いのではないでしょうか?「SUUMO」や「HOME’S」といった大手ポータルサイトのアプリ版はもちろん、最近は似たようなお部屋探しアプリもたくさん登場していて、どれを使えばいいか迷ってしまいますよね。
今回は賃貸物件探しにおすすめのアプリを解説。それぞれの特徴や向いている人も紹介するので、選ぶ際の参考にしてください!
内見予約ができるアプリ3選
通常はネットで気になる部屋が見つかっても、まずは問い合わせに誘導されます。問い合わせすると来店を勧められ、実際に不動産屋に足を運びそこでようやく内見できます。不動産屋とじっくり話したい場合は良いかもしれません。
しかし気になった部屋をいち早く見たい人には効率が悪いシステムです。気になった部屋を効率よく探したい人向けに来店不要で内見予約がサクッと出来るアプリを紹介します。
CANARY
「CANARY」は株式会社BluAgeが運営する物件検索アプリです。全国47都道府県に対応しているため、引っ越し場所を限定せず利用できます。
1番の魅力は、デザインのシンプルさ。中身がゴチャゴチャしていないので見やすく、長時間眺めていてもあまり目が疲れません。初めてでも直感的に操作できます。
良い物件が見つかったら、アプリ上で内見予約ができる点もメリット。空き室状況や初期費用をLINEで質問することも可能で、電話が苦手な方や、まずは気軽に相談したい方にもぴったりです。
カナリーの注意点
- 問い合わせ後は対象物件を募集している不動産会社と直接やり取りする
- エリアによっては物件が少ない
CANARYの特徴
- おとり物件や重複物件を自動で削除している
- 内見日時を入力すると希望日にあった担当者をマッチングしてくれる
- 大手不動産サイトと連携しており情報量が多い
ietty
「ietty」はチャットやビデオ通話を利用してお部屋を探せる、オンライン接客型の不動産サービスです。
メリットは、店舗に出向かずともお部屋探しから成約まで完結できる点。例えば、「ビデオ接客提案窓口」では専門スタッフと相談しながら理想のお部屋を探せます。チャットでのやり取りも可能で、電話を使えない状況でもお部屋探しが可能。
電車での移動時間など、隙間時間を利用して効率よく引っ越し準備を進められます。
さらに、成約時の仲介手数料が家賃0.5ヶ月分と安いのも嬉しいポイント。初期費用を抑えたい人にもおすすめです。
iettyの注意点
- 物件対応エリアは東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏のみ
- 6万円以下の物件は取り扱っていない
- AIが応対するため細かい質問はできない
iettyの特徴
- 仲介手数料が半額
- 他の賃貸サイトの空き状況も調べてくれる
- ボタン1つで内見予約ができる
- 営業マンのごり押しがないので自分のペースで探せる
- 契約する際も郵送か来社か選べる
OHEYAGO
「OHEYAGO」はお部屋探しから内見、契約までオンラインで完結できる賃貸アプリです。
OHEYAGOは賃貸サービスの中では珍しい「セルフ内見」に対応しています。セルフ内見とは、営業担当者が横につかず、入居希望者のみで内見を行うこと。セールストークを受けず、自分のペースでじっくりとお部屋を見たい方におすすめです。
通常なら内見時は問い合わせ後の日程調整が必要ですが、OHEYAGOは当日でも内見予約が可能。オンライン内見やビデオ通話での契約手続きにも対応しており、忙しい中でも効率よくお部屋探しを進められます。
OHEYAGOの注意点
- セルフ内見なので、その場で質問できない
- 担当者が不在のためデメリットに気づけない可能性がある
- 対応エリアは東京・神奈川県のみ
OHEYAGOの特徴
- 自分ひとりで内見ができる
- 即日で内見・申し込みができる
- オンラインで内見が可能
- リアルタイムの物件情報が分かる
オシャレな物件を探せるアプリ3選
リノベーションや女性向けのデザイナーズマンションなど一人暮らし用のオシャレな物件を手軽に探せる不動産アプリを紹介します。
goodroom
「goodroom」はリノベーション物件やデザイナーズマンションに特化したお部屋探しサービスです。
おしゃれで洗練されたお部屋がそろっているほか、goodroomのオリジナルリノベーションブランドである「TOMOS」の物件も掲載。お部屋の見た目や雰囲気にこだわりたい方におすすめです。
goodroomの掲載物件のほとんどは、スタッフが1件ずつ取材を行っています。写真には「カウンター付きのキッチンが特徴的です」「玄関は2重ロックでした」など、取材をもとにした細かい説明が記載されているのが特徴。物件1つ1つにも「丁寧な幸せ」「ドールハウスの思い出」など一風変わったタイトルがつけられており、興味をそそられます。
goodroomの注意点
- 他の不動産アプリと比べると掲載件数は少なめ
- 対応範囲も関東や北海道、福岡など都市部に限られている
goodroomの特徴
- オシャレなデザイナーズ物件に特化している
- 内見を現地集合で予約できる
- 都市ガスではない等、部屋のデメリットも掲載されている
R-STORE
「R-STORE」は不動産セレクトショップの「R-STORE」が運営する公式アプリです。
「goodroom」同様に、R-STOREもデザイナーズマンションやリノベーション物件に特化しています。おしゃれで個性的な部屋が多く掲載されており、goodroomと併用するのもおすすめです。
ポイントは、掲載物件1つずつに丁寧な紹介文がついていること。「部屋の奥の水周りは、全面ガラス張りで開放感抜群」「水回りは100点満点。キッチンも2口、収納もある」など、写真や文面を見ただけでもお部屋のイメージが思い浮かびます。物件には「早稲田 文豪の秘密部屋701」などのオリジナルタイトルもついており、興味のあるお部屋を見つけやすいのも魅力です。
R-STOREの注意点
- 対応エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉と首都圏のみ
- 電話で問い合わせができない
- 初期費用は一括払いの現金のみ。クレジットカードや分割払いでは払えない
R-STOREの特徴
- オシャレな物件が豊富
- 内見はすべて現地集合できる
- オンラインでの契約手続きにも対応している
部屋探しWomanCHINTAI
「部屋探しWomanCHINTAI」は、女性向けの部屋探しサービスです。女性が好みそうな、ピンクを基調としたかわいらしいデザインが特徴で、見ているだけでテンションが上がります。
運営元は賃貸情報サイト「CHINTAI」を手がける株式会社CHINTAI。名前の知れた会社が運営しているからこそ、安心して利用しやすいのもメリットです。
機能面では、600件以上の豊富なこだわり条件があるのが魅力。「ウォークインクローゼット」や「オートロック」など、女性に人気の条件もそろっています。
また、アプリ上では間取りに合ったインテリアコーディネート例も掲載。どんな風に家具を置けばいいかイメージが沸きやすく、実際に住んだ後とのミスマッチが起きにくいです。
WomanCHINTAIの注意点
- 対応範囲は全国なものの掲載数は少なめ
- 各不動産会社とやりとりするため接客や仲介手数料は会社ごとに差がある
WomanCHINTAIの特徴
- 360度お部屋を見渡せるパノラマ画像つきの賃貸物件がある
- 「セキュリティ重視」「女性限定物件」など女性に特化した600件以上のこだわり条件で探せる
- 電話やメールのほか、LINEでも問い合わせができる
キャッシュバックがある賃貸アプリ2選
一定の条件をクリアして契約すると数千円~数万円の現金がもらえるサービスがあります。続いてはキャッシュバックがあるアプリを紹介します。
DOOR賃貸
「DOOR賃貸」は、北海道から沖縄まで日本全国に対応した賃貸物件サービスです。2023年10月時点の掲載数は約600万物件と、物件掲載数の多さが魅力。とにかく多くの選択肢から探したい人におすすめです。
DOOR賃貸のもう1つの魅力は、お得な特典が用意されている点。頻繁にキャンペーンを実施しており、例えば2023年10月中は成約時に最大10万円のお祝い金がもらえます。
キャッシュバックはアンケートに答えたり写真を送付したりと審査が厳しいサービスが多い中で、DOOR賃貸はとくに面倒な手続きなく特典を受けられるのも嬉しいポイントです。
ただし、特典利用には一部条件があります。例えば、問い合せた物件と違う物件を契約した場合や、問い合わせた人と契約者が異なる場合はキャッシュバックを受けられません。キャッシュバックを利用したい場合は、事前に条件をよく確認しておく必要があります。
DOOR賃貸の注意点
- キャッシュバックを受け取るにはPayPay銀行の口座が必要
- 問い合せた物件と違う物件を契約した場合や、問い合わせた人と契約者が異なる場合はキャッシュバックがもらえない
- 抽選で当たる10万円は1LDK以上の契約をした人のみが対象
- 各不動産会社とやりとりするため接客や仲介手数料は会社ごとに差がある
DOOR賃貸の特徴
- DOOR賃貸で問い合わせした物件の賃貸契約をすることで5,000円~10,000円のキャッシュバックがもらえる
- 北海道から沖縄まで日本全国にの賃貸物件が探せる
スモッカ
「スモッカ」は「SUUMO」や「athome」など大手不動産ポータルサイトに掲載されている物件をまとめて検索できるサービスです。対応範囲は全国で、掲載物件数は常時約450万件と豊富。多くのサイトを行き来する必要がないので、物件探しの手間を削減できます。
最大のポイントは、入居者へのキャッシュバックキャンペーンがあること。スモッカから気に入った物件を問い合わせて成約まで行うと、最大5万円のお祝い金を受け取れます。何かとお金がかかりがちな引っ越し時期に嬉しいサービスです。
また、「家賃3万円以下」「ペット可物件」など、こだわり条件の細かさも特徴。自分の理想に合ったお部屋を見つけやすいです。
一方、実際に使った人の中には「キャッシュバックの審査が厳しい」という声が目立ちました。お祝い金を受け取るには条件があり、例えば問い合わせ時と違う物件を成約した場合は対象外となります。
さらに、成約したことが分かるように、申請時には新居の写真を撮影して送らなければなりません。キャッシュバックを受けたい場合は、事前に条件や方法をきちんと確認しておきましょう。
スモッカの注意点
- キャッシュバックの条件は楽天講座のみ。
- 問い合わせ物件以外の契約はキャッシュバック対象外
- キャッシュバックの申請は半年後14日以内にする必要がある
- 自分が住んでいる最寄り駅や新居、周辺のおすすめスポットを撮影し提出しないとキャッシュバック対象外
スモッカの特徴
- 最大5万円のお祝い金が貰える
- 細かい条件で探すことができる
- 対応範囲は全国で、掲載物件数は常時約450万件と豊富
短期で部屋を借りたい
リモートワークができる場所を数週間~数ヶ月間程度で借りたい人向けのアプリを紹介します。
NOW ROOM
「NOW ROOM」は主にマンスリー・ウィークリーマンションに特化した不動産アプリです。マンションのほかにマンスリーホテルやゲストハウスなども掲載されており、場所を変えながら仕事したいリモートワークの方にもぴったりのサービスです。
物件掲載範囲は全国をカバー。首都圏だけでなく、地方への転勤やワーケーションにも活用できます。
短期で住めるお部屋を多く扱っているため、出張時の滞在先を探している人にもおすすめ。物件のほとんどは家具・家電付きで、契約後はすぐに暮らせるうえに、購入費用や買いに行く手間も削減できます。
一方で、掲載されている物件はあくまで短期居住用。数週間~数ヶ月間の滞在であればお得ですが、長期で住んだ場合は割高になります。
また、短期居住用の物件のため、審査は通常よりもゆるめ。審査に通りにくい人にはメリットですが、言い換えれば誰でも通りやすく、治安面での懸念がある点に注意しましょう。
NOW ROOMの注意点
- 長期で住む場合には割高
- 入居審査がゆるいためワケありの人も入居できてしまう
NOW ROOMの特徴
- マンスリー・ウィークリーマンションに特化した不動産アプリ
- マンスリーホテルやゲストハウスも検索できる
- 物件のほとんどは家具・家電付き
まとめ
お部屋探し用のアプリは、おしゃれな物件に特化したものや、アプリ上で内見~契約まで完結できるものなど、それぞれ掲載物件や仕組みが異なります。自分がどんな部屋に住みたいか、どのようにお部屋を探したいかに合わせて利用するアプリを選んでみてください。
また、なかには掲載範囲が首都圏のみのアプリもあるので要注意。自分が引っ越すエリアに対応しているかも事前にチェックしてから利用しましょう。